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現在の様子(2023.10.10)

 左手中指の潰瘍の様子をお伝えします。5週間前との比較となりますので、5週間前の様子を知りたい方は下記投稿をご覧ください。

写真を載せています。モノクロに加工し、潰瘍部分も黒く塗りつぶしているのでグロテスクではないと思いますが、苦手な方は見ないようにしてください。

左手中指の潰瘍の経過報告

手の甲側の爪の付け根

 前回から変化はほぼありませんでした。前回も同じような報告をしたので11週間変化がないことになります。変化がないということは悪くもなっていないということなので骨髄炎にもなっていません。ただ、この5週間までの間に少し腫れたり、血がにじんでいたり、痛みがあったりと全く変化がなかったわけではありませんでした。大きさも変わらずですね。

 変化がないということを医師に伝えたところ、飲み薬を増量することになりました。しかし、骨の上には通常皮膚がはることはないとのことです。通常は肉がはってから皮膚がはるそうなのでそうなることを祈るばかりだと言っておられました。

治療について

 昨年の9月頃に潰瘍ができてからもう1年が経過しました。一番ひどい状態から比べると格段に良くなっていますが、やはり、ずっと傷が癒えないのは良い状態とは言えません。痛みがないだけでもいいはずなのに、欲深いですよね。。

潰瘍部分(皮膚や肉芽が腐った状態)はもうないのですが、骨が露出していることからどういった治療が考えられるのか自分でもググってみました。

「骨 露出 治療」で検索してみると、下肢(=足)に潰瘍ができた場合の治療について書かれている論文を見つけました。片方の手のひらでは覆いきれないくらいの広範囲の傷に対して、近くの皮膚から引っ張ってきて覆ったり、人工皮膚のようなものを移植したりしているようでした。大きな傷なので、私のように手指の関節が少し出ているくらいでは適用されないのかなと思いました。

また、上記のキーワードで検索すると一番よく出てくるのが顎骨壊死でした。薬剤が原因で起こるあごの骨が壊死してしまうという疾患でした。特定の薬剤が原因とのことですので私の症状とは直接関わりはありませんが、潰瘍→骨露出→骨折という流れで進行してしまうらしく、潰瘍→骨露出までは一緒だったので少し気になりました。

結局、ググったところでは有効な治療法はなさそうな印象でした。

以前先生にこのまま飲み薬や外用薬で治らなかった場合どんな治療法があるのか伺ったところ、骨を削るという話が出たのでその治療が一番可能性が高いのかなと思っています。

あと、写真を見ていただけるとわかると思うのですが、今、第一関節が90度曲がったままの状態なのです。欲を言えば、これが潰瘍ができる前のように曲げたり伸ばしたりできるようになると嬉しいですね。

画像まとめ

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